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横須賀市消防出初式 (vol.119)

2012/01/08 ブログ by 安川有里


午前10時から、うみかぜ公園で「平成24年横須賀市消防出初式」が開催されました。

東京湾の青い海をバックに行なわれる出初式。横須賀ならではの年の始めの風物詩です。


(消防団音楽隊によるオープニングドリル)


(観閲行進)


(式典での挨拶を終えた吉田市長)

式典の後は、第2部。まずは、伝統技能の披露から。

(纏振り込み)


(はしご乗り)

☆ここで、消防豆知識☆
会場でも紹介された出初式の由来です。

「消防出初式の起源は、遠く万治2(1659)年にさかのぼります。
明暦3(1657)年の大火を契機として、万治2(1659)年1月4日、時の老中稲葉伊予守正則が、 定火消総勢4隊を率いて、上野東照宮前で出初を行って気勢をあげたことが、当時焦土の中にあって 苦しい復興作業にややもすれば絶望的な状態にあった市民に、大きな希望と信頼を与えました。
このことが契機となって定火消の「出初」は、毎年1月に上野東照宮で行われることとなり、次第に 儀式化され、恒例行事となって今日の出初式に受け継がれています。」(市のホームページより)

伝統技能披露の後は、注目の「城北幼稚園園児によるドリル演奏」。
練習の成果を発揮!!
きびきびとした可愛いドリル演奏に会場から、大きな拍手がわきました。
演奏曲目は『ファランドール』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『海猿のテーマ』でした。

さらに、消防演技として、市民救命リレーや消火・救助演技、一斉放水が行われました。
また、「ふれあい広場」では消防車両を展示。
消防服の装着体験コーナーもありました。


(消防服を着て記念撮影。モデル?は義姉の孫たち)

毎年見に来る出初式ですが、今年はことさら、消防職員・団員の役割の重要性を感じながらの参加でした。
東日本大震災の救助活動での殉職者、つまり、岩手・宮城・福島の三県の死亡または行方不明の消防団員は250名を越えています。
改めて、感謝と追悼の意を表したいと思いました。


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