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学童保育を立ち上げるぞ!!(Vol.498)

2015/02/03 ブログ by 安川有里


 昨日、事務所で新しく学童クラブ「ゴジらんど」を立ち上げた畠山たかねさんに、設立までのお話を伺いました。
 『今年の4月から久里浜で、保育園から学童に入る児童の中で学童保育に入る事が出来ない、いわゆる「小1の壁」にぶつかっちゃう子どもが20人近くいる。仕事を辞めたくない・・・仕事もイキイキ、子育てももちろんしっかりやりたい・・そんなお母さんの気持ちに寄り添いたい』。畠山さんは、「じゃあ、私がやる!」と、手を挙げられました。

☆この件についての畠山さんのブログ、お読み下さい!
ねーやんの学童保育を立ち上げるぞ日記」(クリックするとご覧頂けます)

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 横須賀の学童保育は、今が正念場。4月から国が実施する「子ども子育て支援新制度」で、どこまで横須賀が抱えている問題が解決出来るのか?
 横須賀市内の学童クラブは、民設民営。父母を中心とした「地域運営委員会」が運営主体となっている施設がほとんどです。小学校の空き教室を使えない場合は、親たち自らが物件を探し、賃料を払い運営を行っています。この形態は全国でも稀です。国や市から施設や人件費への補助金は出ていますが、入所者の負担は大きく、1ヵ月の保育料が2万円を超える施設がほとんどです。全国平均(8千円前後)と比べてもかなりの高額で、神奈川県内では最も高いといわれています。視察&実状を伺いに行った何か所かの学童クラブで「保育料が大きな負担となるため『隠れ待機児童』が多くいるのではないか」と指導員さんたちが話していらしたのが印象に残っています。

 市への申請、場所の確保、指導員の確保etc.を孤軍奮闘した畠山さん。ハードルが高い学童の立ち上げ。

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(市に相談に行って最初に読んで、と言われた書類の一つ)

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(ゴジらんどの見取り図。広い方をこれから「学童クラブ」用にレイアウトします)

 畠山さんは「この苦労を、次に続く人達にしてもらいたくない」と、道を開拓して下さいました。先日開催した「子育てママの井戸端会議」でも、学童の充実は切実な要望の筆頭でした。今後、自分たちで立ち上げたいという保護者の方もいらっしゃると思います。
 畠山さんの挑戦は、先駆者として「横須賀の学童」の礎になると思います。
 これからも、おばちゃん県議・安川有里はそんながんばりをバックアップしていきます!


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