安川有里( YURI YASUKAWA )公式サイト

ホーム>私は筋を通したい(^o^)  (vol.268)

私は筋を通したい(^o^)  (vol.268)

2013/04/14 ブログ by 安川有里


私が県議になって2年。
折り返しの年を迎えました。

これからも、更に頑張っていこう!と思っていた矢先、
私にとって大きな決断をしなければならない事案が二つあり、ここ最近、かなり悩みました。

「私はブレない!」「筋を通す!」と決めました。

その1

昨日、「参議院神奈川選挙区の候補者選定に地方議員の意向」を反映させるため、
神奈川県下のみんなの党地方議員総会が行われました。

神奈川県下の議員58人のうち47人が出席。
全員が発言を求められるというシチュエーションでした。
どんな候補を私たち地方議員が求めているか…ではなく
具体的な名前を出し(松沢氏、堀氏、菅原氏)、投票のようになっていることが、
私の中で、馴染めない総会でした。

私の発言内容は、
*みんなの党は、これまで無党派層の方々に支えられて来たこと。
 菅原さんは、市議・県議と無所属で戦い当選し、実績を残してきた人。
*みんなの党らしい候補者を選んで欲しい。(しがらみがなく、アジェンダが合致していること)
*結党したときの精神をおもいだして、選んで欲しい。(草の根運動で国民の声を聞いて、政策を練り上げてきた)
*有名人だから当選するだろうという安易な候補者選びではなく、党の原理原則に従い、また地方議員の声を聞いて決めて欲しい。
・・・でした。

この総会の前、県庁のみんなの党県議団の控え室に菅原さんがこられました。
菅原さんは、35歳という若さながら、10年間地方議員として活動して来ました。
政策通として評価され、2回のマニュフェスト大賞を受賞しています。
「公認が出てからも、比例なのか神奈川選挙区なのか確定されず、悩んだ。
悩んだけれど、生まれ育った、そして今まで活動してきた神奈川選挙区でやりたい」
とあらためて明言。
菅原さんのこの気持ちに対して、昨年12月に県議団として菅原さんの推薦状を出しました。
それから、5ヶ月。
もっと早く、比例なのか神奈川選挙区なのか決めていただきたかったと思いました。

今回の総会では、出席の60%以上の議員が菅原さんを推し、その理由を明確に発言しました。
(横浜市議・川崎市議・県央各市の議員etc.)
一方、松沢さんを推す方達が応援する理由は、
「有名人だから」
「松沢さんだったら勝てるから」ということ。

みんなの政治塾の仲間が昨日、総会で紹介した「松沢さんのホームページ」を是非確認していただきたいと思います。
昨年の12月に都知事選が終わっていますが、今でも都政に対する熱い思いが書かれていて、
神奈川県や、みんなの党に関する記述はありません…。

渡辺代表が最終的に決定されるとのことですが、
地方議員の声をしっかりと受け止めた結果が出ることを祈るばかりです。

今回の件で残念だったことは、
松沢さんを推薦したのが、菅原さんの近い人で、彼を応援していた人だったこと。
この事実を知り、菅原さんはかなりショックを受けたようです。
私もつらくて残念な気持ちになりました。

その2

横須賀市長選挙について。
横須賀選出の県議仲間から、「5人揃って、広川陣営の選対副委員長を」との申し出がありました。

横須賀市長はずっと、いわゆる「天下り」市長でした。
4年前、現・吉田市長が、しがらみのない選挙を展開。
横須賀市民が、新しい選択をしました。
一歩、前に進んだと感じました。
今回の横須賀市長選で、「また、行政の立場の方に戻してはいけない」と。

そのためにも、吉田さんに横須賀市長として、これからも改革を進めて頂きたいと思っています。
横須賀の県議会議員4人に対し、私だけが現職の吉田さんを応援すると明言するには、本当に勇気がいりましたが、申し出をお断りました。

——–
総会と横須賀市長選。
どちらも、勇気と覚悟で決意しました。
政界は『魑魅魍魎が闊歩する伏魔殿』と揶揄されますが…。
議員活動の中で、抗えない空気に飲み込まれそうになる事が多々あることをこの2年で感じました。
でも「私はブレたくない。筋を通したい」
たとえ孤立したとしても、この信念を曲げずに、これからも県議会議員として活動していきたいと思います。


コメントは受け付けていません。