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環境整備センター視察 (vol.52)

2011/05/30 ブログ by 安川有里


議会が無い日に「是非見学したい」と思っていた
芦名の産業廃棄物最終処分場『かながわ環境整備センター』を視察して来ました。

風評被害が多いので、センター視察の報告の前に一言。

ここは、先日報道された「神奈川県が受け入れに手を挙げた、東北地方の、地震・津波によるがれきの処分の最終処理場」です。
「がれきの処理をすることは可能です」と申し出たものの、実際にやるのか、またどれだけ処理をするのか、等はまだ何も決まっていません。

では、報告!

かながわ環境整備センターは、県立県営の産業廃棄物最終処理場として設立されました。
平成18年6月から廃棄物の受け入れ開始。
坂本芦名線に沿った谷を利用して作られた処理場で、処理場としての役目を終えたあとは、
都市計画道路、新しい坂本芦名線を建設、敷地周辺の緑化・復元を行うことになっています。


(センターの模型)

搬入廃棄物の徹底した審査のあと、粉塵を飛散させせないように散水しながら、廃棄物と覆土を交互に重ねるように埋め立てていきます。
また、埋め立て区域からの浸水が処理場の外に漏れないよう工夫。監視システムも設置されています。

ダイオキシンなどが心配の侵出水は、処理場内で6工程と2度のモニタリング等で処理され公共下水道に放流します。

横須賀市の東京湾側と相模湾側を結ぶ道路・坂本芦名線に沿った谷にこんな施設があることを知らない市民のかたもいらっしゃると思います。
緑豊かなこの地域に処理場を作るにあたっては、地元・芦名の住民の皆さんの理解と協力が、沢山の話し合いが有ったであろうことは想像できます。
この施設の稼働予定は10年。
今年が折り返し。
センターの方々から、様々なお話を伺い、有意義な視察でした。

生活をしている限り、「ゴミ」「廃棄物」の問題は切り離すことが出来ないものです。

これからも、私は一人の生活者として、生ゴミは「バクテリアでキエーロ」で処理するなど、家庭ゴミのスリム化の為の努力を続けていきたいと思います。


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