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「ガソリンベーパー」を考えるシンポジウム (vol.341)

2014/01/29 ブログ by 安川有里


ガソリンベーパーの「ベーパー」とは、
vapor で 蒸気(揮発したもの)の意味です。
ガソリンスタンドで給油しているときなど、
タンク内の空間にあったガソリンの蒸気(ベイパー)がノズルとノズル孔の間から押し出されてくるので、
かげろうが見えることがあります。
それが、ガソリンベーパーです。

「ガソリンベーパー」を考えるシンポジウム
〜もっと さわやかな 大気をめざして〜
と、題したシンポジウムが、県庁で行われました。

ガソリンベーパーは、PM2.5や光化学オキシダントなどの発生原因のひとつであると考えてられています。
排出の抑制により、大気環境の改善が期待されるーそこで、その対策の取り組みのひとつとして、今回のシンポジウムが開催されました。
県主催で、この内容のシンポジウムは、『全国初!』ということで、
是非参加したいと、
スケジュールを調整して参加しました。

知事の、開催の説明、


(黒岩知事の挨拶)

飯田訓正慶応義塾大学教授の基調講演のあと、
第2部は、パネルディスカッション。
4人のパネリストの方々のパワーポイントの説明が40分以上続いた後、
2時間のシンポジウムの残り、30分弱のディスカッションでした。

パネリストは、
岡山紳一郎さん(日産自動車株式会社)
斉藤健一郎さん(JX日鉱日石エネルギー株式会社)
本橋俊明さん(株式会社タツノ)
山田裕之さん(独立行政法人交通安全環境研究所)
座長は、飯田先生でした。

パネリストの方々が、
それぞれの会社などでの取り組みを説明して下さり、興味深かったものの、
サブテーマである『もっと さわやかな 大気を目指して』についてのディスカッションがされなかったことに、
参加した後に、消化不良?を感じました。

今日のシンポジウムの主催は、県の環境農政局。
私が今期委員を務めている「環境農政常任委員会」の所管事項です。
今日の疑問点は、2〜3月に行われる常任委員会の中で、追求していきたいと思います。


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