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母の誕生日ーいつも、応援してくれてありがとう! (vol.131)

2012/01/31 ブログ by 安川有里


今日、1/31は母の誕生日。
昭和4年生まれ、83歳になります。

旧制中学校に通っていた父と、女学校に通っていた母。
通学電車で知り合い、20歳で結婚。

看護師を目指し、看護学校に通っていたのですが、
第二次世界大戦の大阪空襲で学校が焼失。
看護師の夢を諦め、
助産師(当時の呼び方は、産婆さん)をしていた祖母の助手として、
また、医院を開いたばかりの叔父(母の兄)の手伝いをしていたと。

20歳で結婚した両親、長女(姉)の誕生にお互いを励ましながら、大学の夜間部に通う父と、二人三脚で、昭和20〜30年代を過ごしたそうです。

私が中学生になったころ、母は、
専門学校に通い始めました。

薬剤師ではなく、薬種商。
薬屋さんを開業できる資格をとるための勉強を始めました。
授業が夜間だったため、夕食の下準備をして、
学校に通う毎日。
当時、大学生だった姉が父と私の夕食を仕上げてくれていました。
(そんな訳で、今でもお袋の味は、姉の味付けです………)

大学に入学し、故郷を離れたため、
両親と一緒にいる時間は、「申し訳ない」と思うくらい少なくなっています。
それでも、実家に帰るたびに、私の大好きな料理を準備してくれている母に、いつも、心の中で
「あまり、一緒にいられなくてごめんなさい」と。

今日、83歳を迎えた母。
4年半前に、姉が他界した時の、母の悲しみは忘れられません。
残りの人生、私に何ができるのか、どうすればいいのか。

いつも、2人の娘のことを心配してくれていた母に、
今日、改めて、
「産んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう」
を言いたいと思います。


(左から姉、母、私。)


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